■ 第一回 まさかに備えるDBテクノロジー(2010年9月)
「見える化」と称して、ユーザー企業としてはいちいち詳細など知りたくもない基本ソフトウェアの中味を説明していると思いきや、いつの間にか、巨大なシステムリソースの固まりを「クラウド」という大きな雲として信じろと言い出している。「知らしむべし」が一転して「知らしむべからず」に大豹変。一気に「見えない化」サービスの提案だ。その正体は雲に隠れている。いかなる知恵/才を内蔵している高度なサービスかは知らないが、ユーザー組織としては、まさかの時の備えをした上で活用するしかない。まずはユーザー組織にとって一番の財産であるデータベースのリカバリーの備えから考えてみる。
■ 第二回 まさかに備えるオペレータ教育(2011年2月)
クラウド時代のデータセンターの教育プラン その1
■ 第三回 まさかに備えるオペレータ教育(2011年3月)
クラウド時代のデータセンターの教育プラン その2
〔ポイント〕データセンターのオペレーション作業は、いくつかの理由から一般の情報システム部門の他の仕事とは区別されてきた経緯がある。したがって、データセンターオペレーションに関わる人材教育計画を立てる際には、オペレーション業務独特のスケジュール、これまでの経験、実際の作業内容において必要とされる技能等について、慎重に考慮しておかなければならない。ここでは、データセンターオペレーションに関わる教育固有の特徴について言及し、本格的なクラウドコンピューティング時代のデータセンター運営における人材育成について述べてみたい。
限りなくオペレーション作業をアウトソーシング化する傾向にあるが、ある日突然、手放したはずのオペレーション作業を自社運営に戻さなくてはならない事態に陥るかもしれない。そのためのリスクマネジメントであり、転ばぬ先の杖としたい。
WebCR クラウドコンピューティング時代のシステム運営
クラウド時代の情報システム運営
どこまで雲を信じるか 雲隠才蔵
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